にぎやかに、楽しく平成16年度豊陵会総会

平成16年度豊陵会総会が5月23日(日)阪急・豊高駅前ホテル・アイボリーで開かれ、 会場にあふれんばかりの参加者265人が、アトラクションに、オークションに楽しいひとときを過ごした。 朝10時30分受付け開始時刻には、 次つぎにエレベータから会員が参集。受付係ははじめから大忙し。

招待席には、 高木先生はじめ元校長、 須賀校長はじめ岩井教頭・寺井事務長・高56期担任の先生がた。 豊陵会顧問の小西・中井・望月の会長経験者・中野寛成・衆院副議長・刀禰東京支部長らが着席した。

亀井圭子さん(高37期)の司会で開会。 全員黙祷のあと杉村章二・実行委員長(副会長=高12)が開会宣言で 「年々、盛会になってゆくこと」 に謝辞を表したあと、 中川治喜会長(高9)が就任の抱負を述べた。

「先輩会長たちの実績の上に立って90年・100周年に向けて組織・財政の基盤をより強固にしたい」 として 「1人1日10円」 のつもりで 「協力金」 に参加して欲しいと訴えた。 また今秋発行の 「豊陵会会員名簿」 の広告・購入の協力もあわせて呼びかけた。 このあと、廣瀬純・新副会長ら全役員を紹介して新体制をお披露目した。

事業報告・決算・予算が報告された。 決算では、 協力金がはじめて1千万円近くに伸びたこと、 このおかげで「事業積立金」を計上することになったことが紹介された。

須賀校長は豊陵会の支援に感謝したあと、 「今年も生徒たちは豊高で学んだことを誇りにし、 母校に感謝しつつ巣立っていった。 10年後・20年後の君が君であるために、 目先にとらわれずに目標に向かって進んで欲しい、 と常日頃指導している。 部活動には90%以上の生徒が参加している。 6月8日の体育祭には今年も2千人ちかい方が見に来てくださると思う。 文武両道をめざし、 母校は母港と思っている」 とエル・ハイスクール2年目を迎える近況をのべた。

今年のアトラクションはミス・サリバン(市川寛子さん=高43)のジャグリング・パフォーマンス。
           
舞台に上がるなり息もつかせぬ演技の連続。 会場との楽しいやりとりをする一方で、 「そこのお兄さん、ちょっと手伝って」 と観客を舞台に引っ張り出して 「助手役」 をさせてドキドキハラハラ。 はじめは照れていた助手たちも見事な共演で大きな拍手をあびた。 世界でも数少ない女性ジャグラーとして評価を受けている舞台だった。

ジャグラーの興奮醒めぬ中で始まった懇親会は望月前会長が乾杯の発声。 あちこちで歓談の声が大きなハーモニーとなった。 各期単位のテーブル分けの他に体操部・新聞クラブなどのOB会がこの日にあわせて総会を開催。
また、予約外の出席者も多く、実行委員会はテーブルを増設するなどして対応した。

恒例の 「オークション」 「福引」 「即売会」 コーナーではお目当ての掘り出し物を決めようと、 グラス片手に後ろから背伸びする人など今年も賑わい、 約60万円の売上げとなった。
今年招待期の高31期生の専用受付には次つぎと出席者があつまり、 総会出席265人。 期世話役の呼び掛けで協力金に応じた人も多く、 合計29万5千円になった。 総会のあと、 同じ会場を借り切って卒業後はじめての学年総会が行なわれ130人が出席。 大いに盛り上がり、 さながら 「31期生デー」 となった。

総会の司会をすでに10回以上つとめている亀井さんは、 「今年の総会はずいぶんと盛りあがりました。 総会はアトラクションと参加者の熱気が大事ですね」 と感想を述べて余韻が残る会場をあとにした。